アメリカン・ホラー・ストーリーでいつもいい演技を見せてくれていた大御所キャシー・ベイツの若い頃の作品。
トチ狂った女の演技も最高でした。
怒鳴り声がよく似合います。
主人公の小説家とそのファンが知り合うのがあんなに早い段階だったとは。じわじわとせまりくる恐怖かと思っていたけれど、あっさり出会い、あっさり拉致される。
なにより町の警察官の勘が良すぎてビックリする。あそこは少し無理やり感を感じたけれど、小説だとどうなのだろう？もっと筋道立てて、じわりじわりと推理するのだろうか？車が見つかった時点であの町を、近所の家やらを聞き込みしたりしないのも不自然だし、FBIの操作もあっさりし過ぎていて、女に都合が良すぎではなかろうか。
それと拉致期間は一体どれくらいだったのかしら？何度も冬を迎えていたけれど。娘とはどうなったの？あと1時間増やしたって良かったから、細かく描写して欲しかったなあ。
所々で他のシーンとシーンとの行動がシンクロしているのは見ていて気持ち良く、家の中の気持ち悪さと、キチガイ女の不気味さ、主人公の身体のしぶとさには感服。
