松岡茉優

令嬢ターニャの松岡茉優のレビュー・感想・評価

令嬢ターニャ(1989年製作の映画)
4.7
外国に希望を見出した娼婦の転落劇。泣ける。序盤の取り調べシーンはかったる過ぎて寝てしまったが、それ以降はめちゃくちゃ面白い。希望を見出していた海外(スウェーデン)に行ったところで結局故郷や母親が恋しくなるし、想像していたような優雅な生活は訪れない。それどころか主人公に不幸がどんどん降りかかるのが最高。当時のロシアってこんなに厳しい国だったのか(勉強不足)。瓶で殴って気絶した男を階段から蹴り落とすところ笑った。映画史に残したいほどゴミクズな父親も登場する。ラストもいいね。
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