↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆★★
黒木和雄…
黒木和雄監督のデビュー作にして大傑作。
アート系映画の最高峰だが1966年当時の日本ではあまりにも前衛的すぎる内容だったのでお蔵入りになっていた…
ただフランスでアンリ・ラングロワに絶賛されたという…
九州以南に生息する蝶"ナガサキアゲハ"を北海道の少年が捕らえたことでドラマが展開していく前衛的な映画。
舞台は北海道から始まり、長崎、山口・萩、広島、京都、大阪、香港、横浜、そして北海道に戻るオム…
ナガサキアゲハという蝶を狂言回しにして、日本各地での「とべない」人々のエピソードを連ねていく。前衛風ではあるが、比喩がストレートすぎ、ニュース映像のモンタージュも今一つハマっておらず一本のアートには…
>>続きを読むはっきり言って、良く解らなかった黒木和雄監督の前衛映画。
オープニングのナガサキアゲハ孵化シーンに続いて、物語は札幌時計台が映って北海道から始まる。北海道で蝶大好き少年がナガサキアゲハを採取するが…
「竜馬暗殺」「祭りの準備」「TOMMOROW 明日」などで知られる黒木和雄の劇映画第一作。主演は加賀まりこ。初めて見たのはもうだいぶ前だが、その時の印象と変わらず、不可解で、難解で、繊細で、でも美し…
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