ぱりぱり

太陽を盗んだ男のぱりぱりのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
4.0
元祖柴犬顔、菅原文太!
画面に映るだけで、一声発するだけで、むさ苦しいのに、対決シーンはあまりにむさ苦しくて笑っちゃいます
そしてスタイルの良さが異常

初めてジュリー見たけど、気怠く自由な役が似合う
「おっけー、大丈夫、絶好調」(棒読み笑)

そして!池上季実子さまかわいい!
「ダメなあなたとダメな私の共犯放送」なにこの言葉のセンス!!

前半のブラックユーモアぽい雰囲気から後半のアクションでエンタメぽいかと思いきや、オチをつけてきます
見終わってからいろいろ思い返せば、ちゃんと社会派映画だった...
無気力、孤独、投げやり、対象のない怒りはもうすでにこの頃から社会に現れはじめていたのか