ずっと気になってた作品。やっと観たが、面白かった…すげえ面白かった！！
オザケンってこんなカッコよかったのか〜〜
池上季実子、今風でちょ〜カワイイ
文太もカワイイ
教師の男がプルトニウム盗んで原爆を作り警察相手に無茶苦茶な要求をする話ですが、構成、話の運びがよくできてて退屈せず、画だけ見ても洗練されてて、いろんな意味でよく撮れたなというシーンも多い（ゲリラ撮影ばっからしい）。
深刻なテロなのにコミカルな雰囲気を崩さないやり方が奇抜なストーリーを演出するのにとても成功しており、ラストの物悲しさをまた際立てて、これがまた巧い。
警察が要求を飲みすぎという感じもしたが、やはり核兵器の前には皆が平身するしかなくなってしまうということか。
結局9番は何がしたかったのか、、壮大で迷惑な自殺でしょうか。また観てじっくり考えてみますが、要求自体はどうでもいい事だったし、なんとなく構ってほしかったという感じがしますね…
さて、核爆弾を一人で作るのを、私もまじめに検討したことがあります（会社が嫌すぎて）。
プルトニウムの入手は現実的に無理なのでウランのみを前提とします。つまり広島型です。
まず閃ウラン鉱を採掘。これは探せば買えますし日本にも鉱床わりとあります（土を掘るとブラックライトでワッと光る。すぐ酸化して消えちゃうけど）。
ピッチブレンドをある程度集めたら実家のミキサーかなんかで砕き、硝酸で溶かす。精製してやるとイエローケーキと呼ばれるウラン粉末が残ります。キューリー夫人がやってたのと同じ作業ですね。
このままだと主成分はウラン238。これでは核分裂は起きないので、遠心分離機で同位体のウラン235をより分けます。いわゆる濃縮ウランでございます。20%で核燃料、90％以上でいよいよ兵器級となるわけです。あとはウランの塊ふたつをぶつけるだけ！
原理は簡単ですね。一番大きな問題は、遠心分離機が1200億くらいすることでしょうか。メルカリで探すか福引で当てるしかないですね。
余裕で無理でした。
私の要求はただひとつ。
萩の月を全国のセブンイレブンで取り扱ってくれ！！めちゃウマなので！！
あとストーンズ来日も！半分死んでるけどな！！
