keita

太陽を盗んだ男のkeitaのネタバレレビュー・内容・結末

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これぞ映画って映画!

「中学化学教師が政府のプルトニウムを盗んで原爆を作る」これだけで絶対おもろいのに、この作品はもっと深い。

監督と主人公の「世の中の縛りや常識、タブーに反して、作りたいから作るというただ純粋に自分の夢を追う強さ」に惹かれてしまう。
しかし、もちろんそれには代償が伴う。それを被曝、さらにはストップモーションで終えたラストで表現されている。

自分の夢をただおうだけが如何に難しいか、社会に出る直前の自分にとってこの作品ほど今刺さるものはない。
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