このレビューはネタバレを含みます
私もよくメモをとります。
正に今書いている映画レビューだって、メモです。
だってすぐに忘れちゃうんですよ。
すごく感動した映画だったな、と記憶していても、ラストシーンどうだったっけ？ってこともあります…。
逆にある1シーンを鮮明に覚えているのに、それがどの映画だったのか思い出せずに、悶々となることも(笑)。
記憶って不思議。
最近、親の世代が認知症になった話なんかも身近にあって、親の車の運転を止めさせるために息子が鍵を隠した話とか…。
そのお母さんは私に、息子にいじめられていると延々訴えます。
でもその方の話を聞いていると、自分に都合の悪い時にとっさに繕うのは非常に上手かったりして、この人本当に記憶がないのか？もしかして振りをしているだけじゃないかと疑いたくなったり…。
「メメント」
ノーラン、難しいとわかっていながら見たくなる(笑)。
最初は犯人探しして見ていたけど、終わりにいくに連れて、人の記憶とは何ぞや？と思い始め、そこで上に書いた女性のことが、私の頭の中でグルグルし始めました。
難しいと言っても、これはわかり易い方だったと思う。
テディとレナードの関係はわかった(つもり)。
でもナタリーがレナードに何をさせたのかは、ちょっとまだよくわかっていないので、また見るかな。
それかネタバレ見ようか。
テディは悪い奴だったけど、レナードの欲求も彼によって満たされていた訳で…。
テディがいなくなったこれから、レナードはどうしていくのかな？
