Nanananana

メメントのNananananaのレビュー・感想・評価

メメント(2000年製作の映画)
4.7
こちらも久しぶりに見返しましたが、腰抜かすレベルで面白いわ。

記憶ってほんと曖昧で、都合良くて、自分の思うがままに操る事が来る時もあれば、
記憶に心身を司られてしまって生きにくくなってしまう事もある。
そこに実態が無い分、味方にもなれば敵にもなるし、自分次第。少し寂しい。
いや、寂しいなんて生温い事言ってらんないくらい、この映画は、そんな記憶の曖昧さゆえに壮絶になストーリーが繰り広げられる。

確かにセリフにあった通り、記憶よりメモの方が信頼出来るなと思うことだって多いし、だからこうやってフィルマークスに、忘れないように映画の記録を残してるわけで、、。そうそう、私は私生活メモ魔なんっすね。。
うーんでも、そんなのってやっぱり寂しいわ。記憶を大切にしていたいし、ほら、大きい大会出たのに良い結果残せなかったスポーツ選手がたまに言う「記録より記憶」(たまに言ってるよね、、?)って思う瞬間があって欲しいよ。なんでも記録として残せる現代だからこそ、記憶のロマンを信じたい。



この映画、今の時代だったら、この演出、表現方法難しいよね。また違うよね。
明日こそ『テネット』観に行こう。


以下
めちゃくちゃに、ネタバレだけど、




ええ、、最終的に記憶もメモもどっちも同じくらい信頼出来ないのか、、。
えーなんだよ、、結局全部自分次第か。
Nanananana

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