いずぼぺ

マシンガン・プリーチャーのいずぼぺのレビュー・感想・評価

マシンガン・プリーチャー(2011年製作の映画)
3.5
マシンガンプリーチャーことサムチルダースの方法論に関しては賛否両論あるだろう。しかし、安全なところにいて何もしない人がスーダン内戦真っ只中で目の前の命を救おうとしている彼を非難するのは違う。救わなかったのか、救ったのかなのだ。
なかなかキナ臭い過去を持ちながらも
信仰に目覚め、スーダンの子供たちを守ることを自らのミッションとしたサム。やってることはゲリラ戦とかわりのない子供救出保護活動。
子供たちを救うために、反政府軍少年や青年を撃ち殺すこともある。
矛盾だ。矛盾だけど、安全な場所のルールが内戦の異常事態のなかで通用もしないだろう。
結局のところ、ひとりの命を救うものはたくさんの命を救うのだから。

映画としてはやや流れが悪いんだけど、ジェラルドバトラーの顔が怖くて最後まで観ちゃった。
141-12