堕落した日々の中からキリスト教に目覚め、それが転じてアフリカの孤児達を助ける活動をし続けている男性の半生を描いた作品だったが、主人公の心の葛藤をジェラルド・バトラーがよく演じていた。
アフリカで目にする想像を超えた過酷な現実を目にして変革のために動き出すも、次はそれに囚われすぎて自分家族と上手く付き合うことが出来なくなってしまうという様子に、“善く生きる”ということの難しさを見た気がする。
最後のモデルとなった牧師の言葉で、「やらない善よりやる偽善」という言葉もあるように、直接的な行動ではない寄付だろうと、何かしら支持するための行動することこそが肝要なのだと思った。
今目の前のできることとして、難民の子供達を支援するユニセフへの募金をやってみようと思う。