実話を基にした銃を持つ牧師、というのが気になって観てみることに。
予習をせずに鑑賞したので、
THE正義!みたいな感じかと思っていたら麻薬密売人でド悪な主人公で驚きました。
その後の展開も意外でしたが、
すごくすごく深い映画でした。
自分の家族をも顧みずに、慈善活動なんて…と思いました。
でも、アフリカの内戦はよく耳にすることだけど、それだけの私達と、実際に自分の目で見て経験したサムとでは、同じ考えになれるはずがないと思いました。
こどもたちを救いたい、というただその気持ちが、良い方にも悪い方にも向かわせてしまう、人間らしさも伝わってきたし、
まだ解決していない、今もなお続いているんだよ、というメッセージがこもった映画でした。
サムという人は、
人は変われるし、人のために身を粉にすることができるということを証明している人だなぁと感じました。