アフリカ内戦での子供達を救う為に活動する、牧師の実話
エンタメアクションからヒューマンドラマまで、何でもそつなくこなすマーク・フォースター監督の、暴力とその解決への視点が、問題提起となって描かれ、考えさせられる映画に仕上がっています
十字架とマシンガンに込められた正義
憎しみと暴力の連鎖(内戦)に身を投じる牧師を、ただ一点から描きだすことで、その正当性が余計に問われる構造になってるんですね
ただ
牧師が、犯罪に染まった道から、神によって救われたように
牧師によって救われた、たくさんの子供達がアフリカにいること
その使命と呼ばれる「行動力」には、心を動かされるものがあります
殺らねば、殺られる…
恐怖と暴力によって支配された過酷な地域が、この世界にまだ存在する現実
自分の子供が危険にさらされたら、同じことをするかもしれない…
悪にはとことん立ち向かい
守るべき者は手段を選ばず守る
という、イーストウッドの西部劇のような精神を感じた
しかし、こちらは現実なのだ!
その主人公に、ジェラルド・バトラーはハマりすぎるほどマッチしている!