燕鷲

静かな生活の燕鷲のレビュー・感想・評価

静かな生活(1995年製作の映画)
1.5
伊丹作品の中で唯一未見だった映画。

評判が芳しくないということは承知していたが、これほどまで退屈だとは思わなかった。そんな無理にエンタメっぽく仕上げようとしなくていいのに……と感じる箇所が多数。
新井というキャラクターの過去が暴かれて以降の展開は、伊丹十三の「やっぱり俺はエロス(欲望)が観たいんだよ!」という叫びなのか。その割には描写が手緩いが。

冒頭の「あの子たち、また磁石になっちゃってる」という表現は微笑ましくて良かった。佐伯日菜子のヘタウマ感も絶妙。
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