自然災害物映画の金字塔。
冒頭、もともと警鐘を鳴らしていた科学者達ですら戦慄する出来事が起きていくシーンが鳥肌。あっという間に物語に引き込まれる。
お金がかかっておりスケールの大きい迫力のあるシーンが多く、非常に見応えがある。そして美しさと危険が紙一重なのも自然の凄さ、大きさを感じさせる。
また脚本が素晴らしく、本当に無駄なシーンが無い。細かい切り替わりでかなり多くの登場人物を描いているが、情報量が多く、しっかり一人一人が描かれていて、多くのドラマに胸が熱くなった。
体感的に気象が極端になってきたなと感じる今日この頃。本作の様な作品は災害時の擬似体験にもなりうる。緊急時に対する日頃の備えだけはしっかりしておきたい。
★波に人が飲まれるシーンある為注意