まだ高校生だったあの冬。
冬休みが間近に迫る高揚感の中、
私たちは夏に引き続き
エアコンのない生物室でまた映画を観た。
当時習ってた地学に関する映画ということでこの映画。このようなことが現代に起こる可能性も大いにあると思い自分の中に危機感が芽生える内容だった。
生物室はエアコンが無いくせに無駄に広い。
あの教室にストーブ3個は少な過ぎる。
なんてぶつぶつと文句を友達と言いながら肩身を寄せ合って観た。
あ、この肩身寄せあってる状況映画と一緒じゃん
映画中友達とコソコソ話もした。
肩が触れてる所だけが暖かくて心地良かった。
高校生の頃の私は
友人の肩をエアコンよりもストーブよりも暖かく感じた。
この映画はこの青春を思い出させてくれる。
私の青春ありえんくらいに尊いやん