ミステリーとしての物語の完成度は悪くなく面白かったのだが、なぜか序盤の演出のスケールが小さく今までの良い作品と比べると盛り上がりに欠ける作品だった。
途中で邪魔してくる殺し屋とかひったくり犯の小物感がそれを助長している。
でもコナンと服部で解いた事件の真相や爆弾解除のシーンはかなり好みだった。
なぜコナンと毛利小五郎には「you cry」のヒントを与えなかったのか回収して欲しかった。
園子は肝座りすぎてて草。
小五郎も犯人にバレないように目暮警部たちに助けを求めるシーンや妃英理に電話するシーンなどで前作のストラテジー程ではないが見せ場を貰えてて良かったと思う。
ラストの元太戦犯シーンは、灰原が元太に凄む声がムサシver.な点、コナンが安全バーぶっ壊そうとした時に、灰原がコナンや服部より早く安全バーの仕組みに気づいて壊すのを止めるように叫ぶ点が好きすぎる。
劇場版シリーズの中で評価けっこう低いけど個人的にはかなり上位に入ってくる作品。
「"捜査は足で"、、
そうじゃなかった?元刑事さん」
「秘密を共有することで男と女の仲は深くなる
1番深い秘密は愛する女性と犯罪を共有することなのさ」
「動くと死ぬわよ」
「ダメよ!やめさせて!」