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実録外伝 大阪電撃作戦のkatojjjのレビュー・感想・評価

実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)
4.8
中島貞夫監督の代表作にして『仁義なき戦い』シリーズと並ぶ実録ヤクザ映画の大傑作。

地道行雄をモデルにした小林旭扮する山地が考案した三人一組作戦とか、ドラム缶火あぶり拷問とか、明友会事件をダイナミックに生々しく描く。

車に引きづられながらもターゲットを狙う渡瀬恒彦のジャッキー・アクションや勇猛なふりした小心者の織本順吉の親分ぶりなど、とにかく見もの満載。

品性も人間性も無視した、こんな荒々しい映画は21世紀には作られまい。
そうした意味でも貴重な作品だ。
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