来夢

屋根裏部屋のマリアたちの来夢のレビュー・感想・評価

屋根裏部屋のマリアたち(2010年製作の映画)
4.2
奥さんいい子なのに可哀想だなぁ。って思うけれど、主人公も一部を除いて良い人(に目覚めた)だからたちが悪い。
お金を使って他人の幸せを買ってあげて、自分も満たされるって行動は、幸せはお金じゃ買えないなんて言えなくなるような、良いお金の使い方を見せつけてくれてるし、見ていて気分もいいよね。主人公本人の生き方の変化も面白い。
あのことがなければ、心の底からいい映画って言えるのにね。でも面白い映画であることは変わらない。ホントに面白い。
ちょこっと『アメリカンビューティー』の毒を抜いたような感じもあるかもね。
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