フランス映画祭にて。
フランスで株式ブローカーをしている上流階級のジャン=ルイと屋根裏部屋で暮らすメイドたちのドラマ。
時代背景としてはスペイン内戦時代のようで、スペインからフランスに移民が押し寄せてきた頃、メイドのマリアもそのうちの1人。
頑固で頭の固かったジャン=ルイが事情を抱えながらも、元気に働いているメイドたちに出会い、話をするうちに気持ちの変化があらわれてくんだな。
いかに今まで上っ面だけ取り繕って堅苦しいつきあいをしていたか。それがいかに無意味なものであるか。
確かに上流階級同士の繋がりとしては表面上でもするべきかもしれないけど、その表面上の付き合い、疲れてまでする必要ある!???
そんな経験程度は違えど、したことある人いるんじゃなかなあ?そういうところが共感を呼ぶのかも。
人になにかをして喜んでもらえること、本音をぶつけあえることのすばらしさ、固定観念を捨て心の壁を取り除くことのすばらしさを改めて教えてもらった1本。
ちょいコメディ調で見やすいよ。