バニラ

やさしくキスをしてのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

やさしくキスをして(2004年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ケンローチ監督。
ドラマ。
イスラム系移民パキスタン人男性とアイルランド人女性のラブストーリー。
男性の家は厳格なイスラム教徒であり、異教徒との結婚は許されない。
異教徒との結婚は家族を捨てる事になる。
一方、女性はカトリック教徒の音楽教師だが仕事を失う事に。
宗教の問題を越えるのか、二人愛はどうなるのか見応えあり。
主演の二人、自然体の演技で良かったです。
カトリック司祭には腹立つよ、校長先生はいい人だと思ったのに権力には勝てないんだ。
テーマは変われど、今作品も重いケンローチです。
この時代だからよけいにだろうけども。
家族とはいえここまで干渉されると怖さもありますね。
家族の名誉が何なのかはわからなかった。
物語は、映画としての希望ある二人を見せて終わります。
ラストは見つめ合い、やさしいキスでした。
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