黒沢監督の静かな演出で登場人物達が恐ろしい事態に進んでいく展開がホラーぽさを感じて面白い。銃撃戦も同じ監督のクラウドが思い出されて、なんか感慨深かったです。
六平直政さんの狂気の殺し屋役が怖くて素晴…
得体の知れない哀川翔の凄みをひたすら目の当たりにさせられる。歩く、立つ、座るのすべてに華があってなおかつ恐ろしい。綺麗にまとまった3幕構成の映画を、きちんと面白い以上のものに引き上げる存在感。六平直…
>>続きを読む正直、映画のストーリー的にはよくある内容。
"昔、家族が殺されて残された者が警察になり、自分の家族を殺した犯人を追う"的なストーリー。
脚本が黒沢清監督ではない分、良く言えば凄く観やすい、悪く言え…
避けない、止まらない、進む。そう言えば、「間」を全く感じさせない撮り方をする黒沢清。それが、高橋洋のとにかく展開し続ける脚本と絡み合って上質な仕上がりになっていたと思う。初めて黒沢清をちゃんと堪能で…
>>続きを読む黒沢清ベストなのではくらいの大傑作だった…。『クラウド』の銃撃シーンより圧倒的にこっちの方が良い。全然当たらない、軽い銃声、舞う埃、羽毛が出鱈目なんだけど、出鱈目だからこそ感動する。いつもながらロケ…
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