GeorgeKaplan

天国と地獄のGeorgeKaplanのネタバレレビュー・内容・結末

天国と地獄(1963年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

記憶よりも誘拐事件は早く解決した。こんなに捜査部分が細かく描かれていただろうか。
初めて観た時は、こだま号というクライマックスがありながら、後半が延々と続きダレているような気がした。だが、淡々と財産と地位を奪われつつも人間性を取り戻していく権藤、何とか恩を返したいと思い息子に無茶をさせる運転手、犯人を極刑に仕立てるために強引な捜査に出る警察、2回目を観ると後半こそが生き生きと描かれている気がする。
その転機となる桃色の煙は、《踊る大捜査線》でもオマージュとして登場する。
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