『時間から遊離した人間』
あぁなるほどね、確かに“くくりとしての”SF映画であることに違いありません・・・が、これはもう一つのジャンル、“戦争映画”でもあったのですね
と、同時に自分が常に感じたの…
326.2364
おおよそ中盤まで一体何の話なのか、大枠をつかむのに苦労するものの、要は人生には始まりも終わりもなく、断片としての時間の連続であることを、(地球生のビリー)とトラルファマドール星生…
言わずと知れた、カート・ヴォネガットJr.によるSF名著の映画化。
先に結論を書いておくと、原作を読む前にヴィジュアルのイメージを得るためのガイドには丁度良い…といった印象。言い方を変えれば、本来の…
・原作が死ぬほど好きなので見るのが怖かった。で、案の定・・な感じ。
・ヴォネガットの変幻自在な論理、独特の乾いた文脈、皮肉なユーモア、そして人類に対するどこか優しい眼差しが映像になって表現されてると…
戦争映画としてもSFとしてもちょっと中途半端な感じがしたなー。
原作は未読なんだけど、読んでみたくなった。
小説で読めば面白そうな内容だったんだけど、映画だとちょっととっ散らかってる感じがしてな…
何の予備知識も無く観たので、最初は第二次世界大戦の従軍物なのかと思ったら、
時間を過去、現代、未来と行き来できるSF物でした。
しかし、わざわざタイムリープ物にしている意図がなかなか分からなかった…
原作小説はとても好きな作品のひとつ。
この映画は原作に忠実でお金もかけていると思うが、あの原作をそのまま映画にしても何だかわからない作品になるだけとよなーというのが感想。グレン・グールドが音楽をやっ…