原作小説はとても好きな作品のひとつ。
この映画は原作に忠実でお金もかけていると思うが、あの原作をそのまま映画にしても何だかわからない作品になるだけとよなーというのが感想。グレン・グールドが音楽をやっ…
人生の過去や未来を行ったり来たりする男の話なのですが、むしろ時間軸を交錯させる方がスタンダードになっている現在から見ると、この程度だと「そういう編集」くらいの印象でしかなく、さすがに新鮮味に欠けてし…
>>続きを読むいちばん印象に残るのはバッハのピアノコンチェルトの美しい響き。これ弾いてるのグールドだよね確か。
残念ながら映画としてはあまり面白くはなかった。舞台では不可能な映画ならではの表現になっているとは思う…
時代が進んだり戻ったりするけど散漫じゃない。あるモチーフや動作に関連づけられてシーンは時代をまたぐ。だから集中力は途切れないし脈絡を見失わない。
映画とは時間を自由に切り貼りできるもの、ビリーは人生…
第25回カンヌ国際映画祭審査員賞。
ジョージ・ロイ・ヒル監督作。
【ストーリー】
ビリー・ピルグリムは自身の回想録を綴り始める。二次大戦時、ドイツ兵に捕らわれた記憶、ドレスデン爆撃の記憶、そして家…
ジョージ・ロイ・ヒルがこういう類の作品も作っていたとは思いもしなかった。
戦争ものとも言えるし、人間ドラマとも言えるし、あるいはコメディとも捉えられる。
現代でいえばチャーリー・カウフマンやミシェ…