PeggyMYG

スローターハウス5のPeggyMYGのレビュー・感想・評価

スローターハウス5(1972年製作の映画)
3.7
現在と過去を行き来するビリー・ピリグリムの一代記。

登場はちょっと地面から浮いているような頼りな気な不思議チャン青年(この俳優さん顔がいい!この役にピッタリ。出演作は少ないようですが)だが、戦争で捕虜としての理不尽な経験し、時空を行ったり来たりしながら、最終的には…というお話。

ちょっと関係ないですが…
最近コロナに罹って高熱に浮かされ、ヘンな夢を山ほど見た。
今の現実に近いものから、亡くなった母がまだ若い時(私がまだ幼かった時)のものまで、夢かうつつか境界も曖昧だった。
…そんな体験からも、この〈当てにならない時間の流れ〉という本作の不思議な設定もすんなり受け入れられたのかも?

で、
「なんて捉えどころのないものなんだろう、人間の一生なんて。」
身も蓋もないけど、今の感想はこれかな。
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