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ソフィー・マルソーの 三銃士のMiYAのレビュー・感想・評価

3.8
ソフィー・マルソー主演。「三銃士」の後日談。この2つだけでOKが出せます、私の場合。

「ダルタニアンに娘がいた」という設定(コンスタンスとの間の子みたい)のオリジナルストーリー。原作ファンがにやりとするエピソードがたくさん出てきて楽しませてくれます(敵方の女がロシュフォールって名前だったり)。

剣の戦闘シーンがキビキビしておらず迫力不足だし、三銃士役の俳優に存在感が乏しく(この部分に限ってが「仮面の男」の方がよかったかも)、全盛期の美貌を見せるソフィー・マルソー(なぜか無意味に脱ぐ)の魅力だけが引き立つ結果に。とまぁ、いろいろ粗が目立つ作品ではありますが、ハリウッド製「三銃士」に較べれば相当マシですよ。やっぱりこの物語の雰囲気はフランスじゃないとダメなんですよ。
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