このレビューはネタバレを含みます
どんでん返し系として良くできた脚本なんだろうけど「ダマされたー!」っていう爽快感はなかったかなあ。
ロイひとりをハメるのに6人がかりな訳で、意外なオチに持っていくための強引さを感じてしまった。
サム・ロックウェルはお調子者をやらせたらホントに上手いし、ニコラス・ケイジ演じる情けない男はもはやお家芸の域。
音楽の選曲もヒネリがあって、必ず一定の水準はキープしてくるリドリー・スコット監督。引き出し多いね。
最後にフランクがどうしているか気になった。交通事故で入院中とか、大金の入った鞄ひったくられるとか痛い目にあえばいいのにー。