高円寺ぱか

マッチスティック・メンの高円寺ぱかのネタバレレビュー・内容・結末

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ニコラス・ケイジがかわいい。

公開してから十数年なのはもちろん加味すべきながら、この結末を1時間に持ってきて、ここから発展させたものを見せてほしかった。



詐欺師のロイはアゴラ恐怖症・潔癖症・強迫症を患っている。かかりつけ医が夜逃げし、相棒フランクの紹介で新たに分析医クレインにかかる。クレインは妊娠中に別れた女との傷を聞き出し、娘に早速電話。アンジェラと再会したロイは、家に押しかけ荒らす彼女に初めは辟易するも、次第に受け入れていく。テンションが上がったロイはフランクの持ちかけた大口の詐欺に乗る。ひょんなことからアンジェラはロイが詐欺師だと知り、師事を請う。満更でもない様子で宝くじ詐欺を教えると筋が良い。二人でボウリング中、仕事の予定が狂い、鴨のチャックからすぐ金を奪うことに。仕方なくアンジェラに協力させる。途中で気づいたチャックが追いかけてくるも、なんとか逃げ切る。だが帰宅すると血を吐くフランクとチャック。恐慌したアンジェラがチャックを撃ってしまう。ロイは罪を被ることにするが何者かに昏倒させられ、気づくとベッドの上で警察の取調を受けていた。ロイはクレインを呼び金庫の暗証番号をアンジェラに託す。やがてそこがただの屋上の一部屋だと気づく。全てはフランクの罠だった。有り金を奪われた。元彼女の所に行くと、お腹の子は流産したと言われる。

一年後、ロイはカーペット店で働いていた。そこにアンジェラが彼氏と現れる。ロイは世界の見方が変わったと彼女を許す。「名前を聞かないの?」「もう知ってる」じゃあねパパと彼女は去る。家に戻るとよりを戻した彼女のお腹が大きくなっている。