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shane [シェイン] THE POGUES:堕ちた天使の詩のfreakishsenseのレビュー・感想・評価

3.9
80年代後半から90年代にかけて人気を博した The Poguesのフロントマン、シェインの2001年に制作されたドキュメンタリー◎

再結成して日本でライブをやる時は必ず観に行っていますが、1番最近のフジロックにシークレットゲストで出てきた時とかはもう 酷かった〜!酒呑んでむせて歌を唄えてないんだもん。
それでも 生きてるうちにライブを観れるならば 観に行きたい!と思うのは、アル中やヤク中でかなりのトラブルメーカーだし捻くれ者なくせにおとぎ話みたいな詩を書くしアイリッシュトラッドを基にした耳馴染みの良い曲達がいつもいつも私の生活の側にずっとあるからなのと ポーグス好きな人々の酔いどれにこやかにギネスで乾杯している様が素敵だったり、空間が大好きだから。ビールが美味しく感じるし、多幸感でいっぱいなんだもの。まぁシェインがいつ死んでしまうかわからないから2度と見れない!って後悔をしたくないのもあるけれど。

そんな シェインの12歳でドラッグに手を出して退学になったり、パンクに目覚めたきっかけだったりの生い立ち、所縁ある人々のシェインに対する証言や作られた曲に対しての証言、レアなライブ映像などを盛り込んだのが こちら。
出て来る人は ニック・ケイブ、エルヴィス・コステロ、ピストルズのマルコム・マクラーレン。70's〜80'sに一世を風靡したミュージシャンがたくさん出てきます。ただ、みんな喋ってるだけですが。笑。ミュージックビデオにジョニーデップがちょっとだけ出ていたり。

堕ちた天使とはまさにシェインの事だ。ヤク中でアル中で歯抜けの天使。ふらふらヘロヘロだけれども愛している!

つい最近、シェインがポーグス活動休止宣言(解散?)をしました。また日本でポーグスのライブが観られる日が来ますように◎
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