バスジャックに巻き込まれ一命を取り留めた運転手と兄妹。
ショックによって声が出なくなった兄弟と、運命が変わった運転手。
そんな3人がふとしたことで一軒家に住むことになる。
実に淡々と進んでいくので…
このレビューはネタバレを含みます
長尺で見ていて楽しい映画ではないし、セピア調の映像も綺麗だけど無駄に敷居を高くしてるような気がする。でも監督の手腕というか、ゆっくりで何も起きない話の流れでも、全て意図的にやっているという空気をずっ…
>>続きを読む再見してみて心の底から思った。大学の頃にこの映画を観た時、フィルマークスに2.8という低い点数をつけたのは、間違いでした。当時の自分は、本当に斜に構えていたんだな。反省。これは名作でしかない。ありが…
>>続きを読む淡々と静謐に傷と向き合った映画だった。傷を受け入れるということ、それを抱えて生きて行くということ。
おそらくこの監督は「傷」や「再生」を、生身の人間そのものを掘り下げることによって描写することにそれ…
特集上映にて。
あらすじから想定していたところまでのストーリーは体感45分くらいで終わり、どんどん話は思ってもいなかった方向へ。
それが、「続いていく日常」というのを映画的に表現していてとてもよかっ…
よく考えたらチグハグなプロットだけど、あまりに長いのでなぜか説得力を獲得している。物語的にも企画的にも宮崎あおいの無垢な可愛さに頼りすぎなのでは? でも頼りたくなるくらい可愛い。いとこの兄ちゃんの話…
>>続きを読む地方の人工的なのにも関わらず、手入れが行き届いておらずらあまり綺麗とは言えない風景を、かなり綺麗に切り取っていた印象です。
しかしストーリーは本当にこれでいいんでしょうか...?クーリンチェを観た…
4時間近い長尺もの。
映画の2/3位がバス移動のシーンなのでロードムービーと言えなくもない。
バスジャック事件を体験して心に傷を負った三人+1の魂の彷徨を描いた映画。
事件によりPTSDになっ…
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