2000年公開時はちょうど桜の季節に観たが、今回はお盆の時期。青山監督の追悼公開だったので時期的には良かった。映画でも蝉時雨がBGM的にノイズ音楽のように流れてくるのであった。
モノクロ(セピア色…
車内をノックし合あうシーンがたまらなく好き。言葉を交わさなくても彼らは同じ痛みを共有してお互いを理解している、その本質的なつながりがはっきりと見える瞬間。
うまく言葉に表せないほどの衝撃だった。永…
北九州国際映画祭にて。上映後のゲストトーク付き(斉藤陽一郎さん、仙頭武則さん、佐藤公美さん)
DVD持ってるんだけど、これはスクリーンで見れるならば見たいと思い、再開した小倉昭和館にて。勿論、公開…
バスジャック大量殺人事件を生き延びた幼い兄妹と運転士の男。事件後の世界は被害者に冷たく、いつしか互いに身を寄せ合うように暮らし始める。命を弄ばれる凄惨な体験から、絶望と孤独の沼から脱し再び歩き出すま…
>>続きを読む何度も何度も「おお、クライマックスか」と感動したが、まだまだ続く。それでいて飽きることが全く無い。役所広司さんと宮﨑あおいさんに引き込まれました。
面白すぎて、カラーになっていたことにも気づかなかっ…
長いんだけど、ずっと飽きずに観てられる。
役所広司さんの九州弁ってなんだかホッとするし、演技に見入ってしまう。残忍な事件で始まるストーリーではあるけど、事件自体はサラッと描かれており、被害者となった…
全編中断なしで観られたのはこれが初めて。
青山真治はバイク/自転車/バスなど一つの乗り物に数人が乗り合わせる構図を単なる移動手段以上に限りなく言語が不在に近いコミュニティ空間として描いており、本作…
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