誰もが傑作だと認めざるを得ない!っていう映画。真ん中に休憩を挟み3時間40分。超長編って傑作を取る覚悟がないとできないのか?駄作もあるのか?
役所広司怪しくて優しくて良い。淡々となにもない時間が平和…
このレビューはネタバレを含みます
バスジャックに遭い生き残った運転手と兄妹。
兄妹の母が家を出て行き、父が事故で死亡、二人の会話の声が最初から印象的で、二人が話しているところはうつされていない。
冒頭の母の服装や映像もなんかファンタ…
去年の東京国際映画祭にて。
2000年初頭特有なのでしょうか。広角でピントが画面全体にきているように見える絵(どこにも合ってないとも言えるかも)とセピア調のモノクロは、どうしようもなさ、焦燥感とでも…
ちょうど前の日にペドロ・コスタの『血』を見ていたので、そこに色々と引き寄せて考えながら見ていた。息を呑む白黒の(正式にはクロマチックB&Wと呼ぶらしい)画面、擬似家族、破壊と再生、血縁と土地の物語。…
>>続きを読む「共喰い」がすごく良かったので、青山真治監督に興味を持ち見てみました。
これは「共喰い」より13年も前に撮られたものです。
結果を言えば、かなり楽しめました。
217分の長尺ですが、あっという間に最…
紛れもない青山真治監督の最高傑作であり邦画全体から見ても傑作に入れるべき作品。
印象的なのは劇中 秋彦のラジカセから流れてくるジム・オルークの「ユリイカ」
「もしもし聞こえる?」と始まるその歌は、…
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