takeのすけ

惑星大戦争のtakeのすけのレビュー・感想・評価

惑星大戦争(1977年製作の映画)
2.1
1988年。金星人がUFOで攻めてきた。為す術もない地球人。唯一反撃できるのは宇宙艦“轟天”のみ。宇宙防衛軍は宇宙人の妨害をなんとか退け轟天を完成させ反撃に移るのであった。

うーんなんだかすごく宇宙戦艦ヤマトっぽい。ヤマト未視聴なので勝手なイメージなのですが。宇宙船はもちろん艦内服が黄色いスーツだったりして。

轟天のデザインについて。宇宙船の先端に謎ドリルがあしらわれたデザインに笑っちゃいました。戦闘機が轟天から飛び立つ場面があるんですが、射出口がリボルバー形になっていて、そこはかっこいいかもと思いました。

特撮について。なんだかかわいいです。ちょっとショボい。吊り線がモロに見えるシーンもあったり。同年にスターウォーズですものね。残念ながら特撮のクオリティ格差を感じてしまいます。

金星人の戦艦がなぜか古代ローマ帝国を意匠にしたデザイン。この敵側のビジュアルがめちゃくちゃダサくてチープです。チューバッカみたいな毛むくじゃらも登場。この角生やした熊さんがチープさの極みという感じで。バカバカしい気持ちに拍車をかけます。

最後はドリルが実は新型爆弾でした、というタネ明かし。博士で艦長のタキザワはその新型爆弾で特攻するんですが、ちょっと嫌な感じがしました。人命軽視しすぎでは。正直に言って全編観るの結構苦痛な作品でした…。

追記
ご多分に漏れず私もシンエヴァからこの作品を観ることに。
ボタン押し込むポーズ。全くおんなじポーズがナディア最終話のエレクトラさんのカットにもあります。Twitterで指摘している方がいて初めて知りました。本編でも確認。