Jimmy

惑星大戦争のJimmyのレビュー・感想・評価

惑星大戦争(1977年製作の映画)
2.5
この映画タイトルは、元々あの「スターウォーズ」日本公開時の邦題に予定されていたもの。
1977年5月に全米での『スターウォーズ』公開&大ヒットは日本でも報じられ、日本公開は全米公開よりも1年以上先であった。本作は、「スターウォーズ」に対抗して製作された東宝特撮映画であり1977年12月公開された。

物語は、世界各地でUFOが続々と発見され、パリ・ロンドン・東京などが次々破壊され(この場面、過去の東宝特撮の流用っぽい)、製造ストップしていた「轟天」なる宇宙防衛戦艦を製造再開し、インベーダーの居ると思われる金星へと旅立つ。金星では敵と対峙して戦う。この敵(ヨミ星人)の宇宙戦艦は“古代ローマ風の戦艦”であり、少し洒落ている。また、轟天から発射される戦闘機がリボルバー形状の部分から発射されるというセンスは面白い。でも、この映画で良かった部分は、このあたりだけ。

また、宇宙人が従えている「角が2本はえたナタ持ったクリーチャー」は造形がショボイ。

全体的にレベル低い感じの特撮?映画。
Jimmy

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