雄樹

影武者の雄樹のレビュー・感想・評価

影武者(1980年製作の映画)
4.1
本作は武田信玄の影武者として3年間も生きたある盗人の人生を壮大なスケールで3時間じっくりと描かれていました。
本作はただの盗人は急に武田信玄の影武者にされてうえにもう武田信玄が亡くなっている真実を知りながらもある出来事で決意してから盗人の喜びや苦しみを黒澤明監督らしい表現で描かれていました。
それにこれは違う作品の台詞ですが「大いなる力には、大いなる責任が伴う」この言葉が凄く刺さる作品だと僕は感じました。
あと本作は美しい映像美にとんでもない数のエキストラと馬を使って黒澤明監督しか描けないすたまじい映像の力で描かれた戦のシーンに盗人の表情に僕は圧倒されました。
雄樹

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