影武者の八州雄会のレビュー・感想・評価

戦国武将の武田信玄の死を隠蔽する為に影武者を務めたコソ泥の男を描いた1980年の黒澤明監督作品


ネタバレになるかもですが･･･


お館様と瓜二つのコソ泥が、1回の謁見で魅了され、没後に役に立ちたいと影武者を志願します。

仲代達矢の武将の時の眼力と盗っ人の時のオドオドした様子が見事でした

信玄が息子の勝頼を跡目にせず、孫を嫡男とした意味が、庶子のためだけではなかったと感じました。素人考えかもしれませんが、織田信長の後継者が豊臣秀吉のように、弟・武田信廉とか山縣が後継なれなかったのでしょうか？