極黒の女子中学生

ギャングの極黒の女子中学生のレビュー・感想・評価

ギャング(1966年製作の映画)
3.8
輸送車襲撃前から一気に物語が盛り上がる。

輸送車を崖から落として佇む強盗4人のカットや、警察に取り囲まれて尋問されるカットが個人的に印象的だった。

数分の長回しと共に事件の推理をつらつらと述べるブロ警部や、頭の切れるオルロフなど個性的なキャラが輝いていたが、登場人物が多く把握しきれなかったのが残念。

自動車の進行方向に合わせてクロスフェードする編集が上手く、洒落た場面転換となっているのも魅力の1つだと思う。