シネフィルmonk

ギャングのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

ギャング(1966年製作の映画)
4.2
終身刑の宣告を受けて十年間服役していた通称ギュことギュスターブ・ミンダ(リノ・バンチュラ)が仲間と脱獄、裏社会の男らと共謀して二億フランにのぼるプラチナ輸送車襲撃を企てるフィルム・ノワール。

長年彼を支える情婦マヌーシュ(クリスティーヌ・ファブレガ)に事件を追う敏腕の警視プロ(ポール・ムーリッス)ら登場人物に個性があり、裏社会の中で結ばれた信頼と裏切り、密告…メルヴィルならではの仁義を貫く男の美学も加わり、とにかく惹き込まれる作品です。DVDの発売が待望されている作品で、今回は映友のフォロワーさんからVHS版映像をお借りして視聴しました。
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