YasuhitoArai

ギャングのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

ギャング(1966年製作の映画)
3.5
ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品。
刑務所から脱獄したリノ・ヴァンチュラ演じるギュは、情婦マヌーシュの助けもあり潜伏していたが、そんな折にプラチナ輸送車強奪の誘いがくる話。

画面がかなり暗い。フィルム・ノワール。ジャン=ピエール・メルヴィルらしく、男くさい仁義を描いていた。
「悪魔のような女」にも出ていたポール・ムーリスが警視役で出ていて、やはり一癖ある役を演じていた。

二人の脱獄囚が林を横にかけていくシーンをバックにしたオープニングタイトルと、崖から落ちるプラチナ輸送車の迫力が好き。

VHS版だと150分だった。
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