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生きていた男のLGのレビュー・感想・評価

生きていた男(1958年製作の映画)
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事故で死んだ筈の兄と名乗る見た目の違う男が突如帰ってきて困惑するが過去の記憶やタトゥーの位置に指紋までもが兄と一致し主人公が間違ってるのかそれとも…なサスペンス。前半は硬派なサスペンスを見せ後半に一気にホラー調へと転調させる構成が上手い。ミスリードさせる細い演出も巧みだがホラーへと転調する瞬間の振り向いたら女が真後ろに立っているとか暗闇からヌッといきなり人が現れたりするホラー的な演出には正直ビビったし唸らされた。オチもなんとなーくこんな感じかとは思いつつも演出で見せ切って見事。ただ中盤の爆速カーチェイスの見せ方はもう少しどうにかなったのではと思う。
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