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愛情物語のぉゅのレビュー・感想・評価

愛情物語(1984年製作の映画)
3.0
2024年 鑑賞 24-07-0 [1-7]
YouTubeチャンネル 角川シネマコレクション 2週間限定公開 にて
赤川次郎先生の同名小説を原作に、「時をかける少女[1997]」「みをつくし料理帖」等の角川春樹監督・製作による、ミュージカル女優を夢見る美帆(原田知世さん)が自分を捨てた親を探す過程で成長していく青春作品。
同時上映は「メイン・テーマ」。

ー 原田知世さんを長く見せたいだけの作品 ー
ウエスト・サイド物語?とOPやけに長い、美帆の母治子(倍賞美津子さん)は継母、16本の花と赤いトゥシューズ、フラッシュダンス?、赤い自転車と赤いスポーツカーと工場、トゥシューズがぴったりにと足長おじさんに会う旅へ、篠崎(渡瀬恒彦さん)に会えたと人違いと泥棒にもあう美帆、篠崎と共に伊万里へ、電車で... このシーンいる?、妹の写真と●殺とあの着物の女性はやっぱり妹さん、美帆のダンスの後ろで篠崎は石砕き という物凄いシュールなシーン、長崎へと写真館の七五三脳写真、古びたお屋敷とホラー展開?とグチャグチャとした足長おじさん判明シーン、オーディションシーンが... 長いしあんなに人いるのに見に来た親御さんたちは2人(かつ両者美帆の関係者)、ラストはOPの美帆ver.

「ウエスト・サイド物語」(61)と「フラッシュダンス」(83)を意識したミュージカルシーンやオーディションシーンなどがまず長いっ!100分程の作品なのにめちゃくちゃ長く感じた。良かったのが、渡瀬恒彦さんや倍賞美津子さんの若かりし頃を観ることが出来たことと、風景や工場が美しく撮られていたことだけ。花と赤が印象的だったが、花はともかく赤を印象づけた理由があるかと思えば何も回収されないし、何故篠崎を語って花を美帆に送ったのか?とか、足長おじさんの正体に実は重点置いてなかったとか、やけに遠回りし過ぎだとか、ストーリーガタガタで、何がやりたかったのか?さっぱり... こんなことを言いたくはないが、角川監督は何を作りたかったのか?ハリウッドのミュージカル作品に対抗したかったのか?足長おじさんとは誰かという少女の探求と成長や家族とは?を描きたかったのか?、どちらやろうとするから中途半端な駄作になったと思います。

「オトウサン アリガトウ」

「お母さんといったら仲道治子さんしかいないじゃない」
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