とりあえず踊る原田知世を楽しむ映画?
内容の薄さと、人物のリアリティのなさに呆れるけど、やっぱり原田知世の演技、もとい声は素晴らしかった。
一人旅のつもりだったのに、陶芸家の男にえらく執着していたのは、本当のお父さんかもという期待があったから?それにしては描写が足りんぞ。
本当の両親が見つかるか...という場面で、君の両親は亡くなったんだと聞いたあとの反応が少女らしくない。
ここまで来ておいて、両親が死んでいると知ったら、お墓参りもしないで、母は生きていますからと言えるものかね?
普通お墓参りくらいしたいよね?少女の感傷は?
最後に空港で、お父さんありがとうというシーンも謎。結局お父さん的存在を求めてたってこと?にしては、本当の両親への愛が希薄やん。
実際義理のお父さんになりそうな終わり方だったけど、それの伏線とも見えるね。
最終的に、内容は駄作。
原田知世を推してるように見える割に、人物のアップが少ないのは興味深いな。