GLEEでのRENTの主題歌seasons of love の素晴らしさが大好きだったので、これは見ておかないとと思い鑑賞。
GLEEでは主演のコリーモンティースが実際に薬物で亡くなり、彼に向けての弔いの歌として歌われていたので、本当に涙なしでは聴けない曲。
タイトルのRENT ってなんだろうと思っていたのですが、要するに家賃も払えないほど困窮した若者たちのストーリーということ。
社会から少しはみ出してしまった人たちを取り巻くのは当時大きな問題であったエイズ。生計を立てるにはそれぞれ別の問題をかかえていたが、この観点ではどこか繋がっていた。
主人公たちはエイズに罹患しているがゆえに社会からつまはじきにされ、将来の不安だけでなく、簡単に人を愛することができない葛藤のようなものも抱えていた
この映画ではそのさわりの部分は感じられるのであるが、あまり深くは描写されてはいない。
全体には元々ミュージカルだったものを映画化しているので、映画としてはざっくり感が否めないが、ここに見える断片的な世界観というのはその後何度も語られてきた大事な事を含んでいる気はする。
少し昔のイディナメンゼル(綺麗な生尻も披露)が見られるので面白い