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バウンティフルへの旅のシネマのレビュー・感想・評価

バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)
3.5
【WOWOW『(観たいを届ける)あなたの映画館』島根県·60代・よんちゃんさんからのリクエスト/20代の時に一人で観ました。切ない郷愁に胸を掴まれた感覚は、60代になった今でもかわらないです。自分を生きる素晴らしい人生に感動しました】

第58回アカデミー賞 主演女優賞ジェラルディン・ペイジ

1985年 アメリカ映画

原作は戯曲?

オープニングで若かりし頃の主人公と幼い息子の様子
主人公の思い出から始まる(一面の紫の花畑は検索したらラベンダーらしいけど、花びらが大きい気がするのだけれど…)

「Yes, ma'am」と家族間でも敬語なのが1940年代という時代なのか、テキサスという土地柄なのか家族の関係性を表しているのか気になりながら観た

息子が母親に母親が息子の妻に使っているので、特に

狭いワンベットルームの部屋に息子夫婦と暮らしている主人公
リビングの長椅子が寝床

バウンティフルから移ったのが20年前、息子が結婚して15年
息子の同僚は同じ給料で子どもが4人でもやっていけているのに子どもがいない息子夫婦は母親の年金をアテにしている
…のにこの扱い!経済的虐待!!!と、まず思った
大抵息子の妻に同情するけど、これはない!

夜のバスターミナルの治安が良いのも時代?忘れ物が戻って来るのも…

主人公のこの先が心配になってしまう作品
老女と言っても主人公を演じたジェラルディン・ペイジ(1924年11月22日生)は当時60歳位(何歳の役なのかわからないけど)
先日観た松田聖子は62歳
う~ん…昔の人は老けるの早いね

ノスタルジーを感じる作品
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