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バウンティフルへの旅のavantgardeのレビュー・感想・評価

バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)
4.0
限られたキャストと限られたロケ地。いかにも安普請の家のようなつくりの映画に見える (⁠눈⁠‸⁠눈⁠)
ジェラルディン・ペイジの演技にすべてがかかっているような、それほど高齢の女優の実力が大きく花開き、その魅力に引き込まれるかたちで最後まで観てしまう映画だった (⁠☆⁠▽⁠☆⁠)

ジェラルディン・ペイジという女優、アメリカ映画界では実力派として、それなり名の知れたお方なのだそうだが、私はこの映画が初対見だった...(多分)この映画の中で彼女が演じた老女性は心透明、童女がそのまま年老いたような、それでいて何処か漂う品格も感じさせられ、観者心掴まれる役柄 (⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)
およそフツーの役者らしからぬ芝居で、拍手を贈りたくなった...

この映画上映のわずか2年後に亡くなったということらしいが...
過去のことながら、とても残念に思うのである(⁠。⁠ŏ⁠﹏⁠ŏ⁠)
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