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グロリアのHKのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
4.2
誰が言っていたのか忘れたけど、グロリアはエレベーターで撃たれて死んだのだ。墓地には魂が集まると彼女がフィルに言ったのはその伏線であり、最後の彼女は亡霊…という解釈や、バック・ヘンリーが息子に渡したのは、ヘンリーゆえ映画の脚本ではないか?つまり大衆向けを想定された本作の作り方が分からず、グロリア同様迷子になった少年カサヴェテスはただそいつを持って逃げるしかなかったのではないか?などと妄想は膨らむ、ので、作家が作ったジャンル映画は面白い。しかしこのローランズの着こなし(ウンガロ)は下品と書かれたものを見たことがあるが、女性の服に疎いのでよく分からない。自分としては、『ブルージャスミン』(13)におけるケイト・ブランシェットのように、ワンシーズン(あるいはツーシーズン)前のブランドものを堂々着用している風に見えるがどうなんすかそこんところ?
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