のんchan

グロリアののんchanのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
4.1
Fil友leylaちゃんのお勧めもあり、以前から気になっていた今作を優先的に鑑賞❗️
夢中になって楽しめた〜👍
背中押してくれてありがと〜う💕☺️

ジョン・カサヴェテス監督と妻で女優のジーナ・ローランズとの二人三脚、もう息がピッタリ、間違いなく傑作でした🌟

オープニングはビル・コンティの音楽♬が流れ、アートの使い方、サウスブロンクスの街を空から映し込む、騒つくカッコ良さから惹き込まれていく🌀

冒頭、美しい女がとんでもなく焦った表情で買い物した大荷物を持ってバスから降りる。周りを伺いながらアパートに帰宅するところからもう集中❗️

その女の夫が悪の組織の会計担当で、情報をFBIに流していたのが発覚して一家毎狙われてしまう。
隣人で女の友達のグロリア(ジーナ)は、たまたま一家に顔を出したばかりに、一家の6歳の息子フィルを預かることになる。

しかし「子供は嫌いなのよ、特にあんたの子はね」なんて憎まれ口を叩いたけど、もうアパートは銃を持つギャングに囲まれてしまう。致し方なく、こっそりフィルを連れ出したところから逃走劇が突然に始まる。
ギャングに追われる女と少年がNY中を逃げ回る中、ピストル使って撃ちまくる🔫🔫

実はグロリア、組織のボスの元情婦だった😮女性らしさを忘れず、ベージュのヒールの高いサンダル👡とエマニュエル・ウンガロの服に身を包む優雅でクールな独身(ジーナ当時49歳?)存在感が半端なくて超カッコイイのです💫

最初フィルからは
「嫌いだよ、バカ、ブタ」
と散々に言われっぱなし。手に負えないと思ったが、街中に置いて行くわけに行かず、溜め息吐きながらも日に日に母性、情が湧いて"自分が守る‼️"と女1人で悪に立ち向かって行く。
またフィルがオマセで、もう家族は亡くなってしまったと踏ん切りを付けてからはグロリアを
「好きだよ、死ぬほど好き」
なんて言葉にするもんだから💗
"一緒に寝た男の中で最高⭐️"ってグロリアに言わせしめるフィル😂

ラストの展開は最高🙌
ハッピーエンドが清々しい💞✨


黒字に赤と黄色の模様が入ったセクシードレスが1番お似合いだったと思う🖤❤️💛
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