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グロリアのkinakoのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
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前科持ちのグロリアは、マフィアの金を横領して殺された友人の子のティルと一緒に逃亡する事に。最初は疎ましく思ってたが・・。泣かせようとしているかの様な演出は興ざめするが、グロリアが徐々に母性愛に目覚めて、フィルも頼もしくなる。こんな六歳いる訳ないが。この作品は女性や移民、黒人等社会的地位の低い人間の苦しい生活を描き、人々に訴えている。タクシー運転手(この職業の地位の低さは「タクシードライバー」でも描かれている)や闇社会などで生きていくしかなく、子供も環境の悪い所で育っているので、悪循環が続く・・。
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