鍋レモン

グロリアの鍋レモンのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
3.0
⚪概要とあらすじ
タフなヒロインの活躍を描くハードボイルド・ドラマ。

組織を裏切り、命を狙われていたジャックは同じアパートに住む女性グロリアに息子フィルを預ける。その後、ジャック一家は皆殺しに。一方、グロリアはフィルをつれてアパートを脱出。子供嫌いのグロリアは、一時はフィルを手放そうとするが、結局その子を連れて逃走を続けるハメに。やがて彼女は組織に乗り込む決意をするが……。

⚪セリフ
「夢だと思うのよ」

⚪感想
アクション作品。

リメイク版の『グロリア』を観て今作の評価が高かったから気になっててやっと鑑賞できた。
午後のロードショーさん待てば放送されるもんですね。

作品自体古いからか全体を通してみんなマヌケでギャグちっくなのと、音楽で何とか持っていこうとしている感じがややある。

グロリアさん巻き込まれすぎて可哀想って思ってたのに組織との関係有りの急展開で笑った。
感情置き忘れたんかっていうぐらい本当全部急。
121分の映画だからかなりカットされてる可能性もあるけど。

フィルは年相応だけどそこそこガキんちょ。
普通にイライラの対象。

強い女はかっこいい。
命の危機でもいつも美しくオシャレを忘れない姿勢が好き。
子供嫌い設定だけど面倒見が良すぎて普通にいい人。

グロリアがフィルに対しての感情の変化とかきっかけを感じるシーンは個人的にほぼなかった。

作品としても古いし、『レオン』のルーツみたいになってるけど普通に『レオン』の方が好きすぎて最後の最後までなんだこれだった。



⚪以下ネタバレ



グロリア死んだのかと思いきやタクシー乗ってきたけど変装していたせいで「いや誰」って一瞬なった。フィルの本当のおばあちゃんとかじゃなくて安心したよ。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
サウス・ブロンクスのあるアパートにライフル銃を持った男たちが集まり、ジャック・ドーン(バック・ヘンリー)の一家が住む部屋を取り囲んだ。ジャックは組織の会計係を担当していたが、FBIに情報を洩らしたために報復されることとなった。6歳のフィルらはものものしい事態の中でうろたえるだけ。そこへ同じフロアに住むグロリア・スウェンソン(ジーナ・ローランズ)がドアをノックした。コーヒーを借りにジャックの家を訪ねて来たのだが、その異様な空気を敏感に感じ取り、フィルを預かってくれという突然の願いを聞き入れる。さらにジャックは詳細の秘密を記したノートをフィルに託した。子供嫌いのグロリアが、いやがるフィルをつれて部屋に戻った瞬間、ジャックの部屋では大爆発が起きる。アパートを脱出した2人は組織から追われることとなる。

ひとまずリバーサイド・ドライブのグロリアの姉の部屋に身を隠す2人だったが、組織の手が伸びてくる。エマニュエル・ウンガロのファッションをまとったグロリアはショーガール出身で、組織のボス、トニー・タンジーニの情婦だったのである。昔の仲間を敵にまわすはめになった彼女は少年を守ることに全てを賭ける気持ちになった。銀行から持ち金をすべて引き出し、フィルを連れてタクシー、地下鉄、バスを利用して、ニューヨーク中を、身を隠す場所を求めて逃げ回る。自分に冷たくあたるグロリアを「ブタ」と呼び、なじまなかったフィルも完全に頼る存在になっていた。高級ホテルに最後の本拠地をかまえた時には、フィルはグロリアを母のように慕っていた。

この逃避行に決着をつけることを考えたグロリアは、遂にボスのタンジーニに連絡をつけた。そしてフィルに「3時間待って私が戻ってこなかったら、ピッツバーグヘ行きなさい。そこで待っているから」と告げると、例のノートをもってタンジーニのマンションへと向かった。グロリアは3時間たっても戻らず、フィルはひとリピッツバーグへ向かった。不安な面持ちで約束の墓地を歩き回るフィルの前にやがて、1台のタクシーが止まる。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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