80年代のニューヨークを舞台にグロリア姐とフィル坊の逃走劇
マフィアの会計係のジャックは組織の裏金を操作し命を狙われる。息子のフィルに帳簿を持たせ同じアパートに住むグロリアに息子を託す。ジャック一家は皆殺しになり、グロリアとフィルはアパートを抜け出し逃走する。
80年代のアメリカン・ニューシネマの流れを汲んだ作品で、独特のフィルムグレインの乗った映像に懐かしさを覚えます。
ジーナ・ローランズは当時50歳でグロリアはまさに当たり役、カッコ良いのは勿論のこと、裏社会で生きて来たやさぐれ感がとってもハマっていました。ラストの母性あふれる微笑みも魅力的に見えました。
1999年にリメイクされてますが、イマイチ評価は高くないようです。